GOKURI、人工知能が嚥下を測る

頸部装着型嚥下機能計測機器GOKURIは、筑波大学人工知能研究室にて研究開発された頸部装着型嚥下モニター(特許第5952536号)です。 首に装着したマイクロフォンで嚥下音を拾い、スマートフォンが嚥下音を解析。正しく嚥下できたかどうか判定するウェアラブルデバイスです。

誤嚥性肺炎を防ぐ

2012年の統計によると、日本人の死因第3位は肺炎。なかでも誤嚥性肺炎や、高齢者における摂食嚥下機能の低下は年々軽視できない状況となっています。誤嚥予防を目指して開発されたGOKURIは、正しい嚥下の検出をラクにします。

非侵襲的な嚥下音判定機器

VFSS(嚥下造影検査)やVE(嚥下内視鏡検査)など、今までも嚥下検査機器は存在していました。しかし高価であること、被曝の危険性があること、検査される方への負担が大きいこと、実際の食事では測れないことが問題でした。GOKURIは小さく軽いため、装着者への負担が小さく、普通の食事中でも付けていられます。

嚥下音波形をリアルタイム分析

GOKURIは頸部に装着するウェアラブルデバイスから嚥下音の波形を採取して、リアルタイムで波形を分析・解析しています。

  • ①喉頭の挙上
  • ②UES(上部食道括約筋)の開大
  • ③喉頭が元の位置に戻る
この一連の流れを波形から自動的に分析し嚥下音の判定を行います。

咳と嚥下音を区別

GOKURIは嚥下判定を音で行うのが特徴です。嚥下音と判定されると、スマートフォン画面と頸部装着部のLEDが緑に光ってお知らせします。嚥下音以外の音(咳をした場合の音など)を検出すると、LEDが赤く点灯しお知らせします。

1日でも長く食事を楽しめる社会へ

地域・業態をまたいだ嚥下・食事・食品に関する嚥下プラットフォームの構築を目指しています。1人1人に寄り添った嚥下の定量的な計測を通じて、嚥下能力の把握と誤嚥を予防することで、1日でも長く経口摂取を続けられる医療、食事介助、食品開発の橋渡しを行う事業を創出します。

口から食べることを諦めないための指標作り

地域・業態をまたいで、安心してメニューを選べる「飲み込みやすさ」表示の実現、体温や血圧と同じように嚥下を測ること、カロリーと同じように「飲み込みやすさ」表記などを目指しています。

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GOKURIはまだまだ開発途中のプロダクト。たくさんの方の嚥下データが必要です。私たちにメールを送り、ぜひテスト計測にご協力ください。

採択プログラム

平成27年度 科学技術振興機構 大学発新産業創出プログラム (JST START)
装着型嚥下計測技術に基づく摂食・嚥下支援ネットワーク形成への応用(研究代表者:鈴木健嗣)」

平成24年度厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合研究事業)
頸部装着型機器による嚥下機能評価と食事介助支援装置の実用化(研究代表者:松村明)」

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GOKURIは事業化に向けて研究開発中。メールマガジン(半年に1回程度配信)で最新情報をお届けします。

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